投稿日:
後輩が撮ってくれた動画を観ながら、15年前こうして並走してたのを思い出してました。勝負は時の運と言いますが、それは一握りのレベルの話で、殆どの勝負が勝つべくして勝ち、負けるべくして負けていると思います。あの時、負けるべくして負けたにもかかわらず、その責任を負うべき選手監督の立場でありながら、独りよがりで激情して叩き割ったサングラスの破片を「戒めにして下さい。」と拾い集めて渡してくれた後輩と、うなだれるクルーの姿を見て、「もっと悔しいやつらがいるのにこの情けない自分はなんなんだ…。」と逃げたしたくてたまりませんでした。思えば、この漕艇という競技は最も自分に向いてない競技だったけど、最も必要でした。がんばったけど、独りよがりで、挫折して、理不尽に腹立て、人に迷惑をかっぱなしで、助けられっぱなしで、結局、最高の仲間ができて全てが幸せに思えた。あれ?今もあんまり変わんないか(笑)いや、経験した分だけは少しマシにしてくれた。なんにしても、仲間と一緒にずっと青春で熱く生きていきたいんだとあらためて思いました。後輩達ありがとう!悔いなき夏を!
you tube 関関戦 漕艇